だれかに話したくなる本の話

「日本は二度目の敗戦を迎えている」 鴻上尚史と白井聡が対談で語った「危機感」と「希望」

鴻上尚史氏と白井聡氏

平成が終わろうとしている。「失われた20年」はいつしか「失われた30年」と呼ばれるようになり、経済の停滞や少子化などの問題は次の時代への期待に暗い影を落としている。

この閉塞感はどこからやってきて、どこまで続くのだろうか?

6月26日に早稲田大学で行われた、劇作家の鴻上尚史氏と評論家の白井聡氏の対談イベントに打たれたタイトルは**『未来を探る君たちへ。「二度目の敗戦」をどう生きるのか?』**。