だれかに話したくなる本の話

道をふさぐバカップルに覚えてほしいプロレス技

提供: 新刊JP編集部

人混みがニガテな新刊JP編集部のオオムラです。こんにちは。

街中を歩いているとき、手をつないで歩くカップルを見かけますよね。

仲睦まじいことはとても良いこと。でも、困ってしまうのが、狭い歩道や路地でも手をつなぐことを決してやめないバカップルさんたちです。この光景、二列が指示されている行列やエスカレーターなどでも見かけますね。

それなりにスペースのある道ならかまわないのですが、「何が何でもつないだこの手は絶対に離さない!」といわんばかりに狭い道や列を占領する姿に、イラッとさせられた経験は誰しもあるはず。あれは何とかならないものなんでしょうか?

こちらが後ろから歩いてきているならまだしも、正面からあるいているのに手つなぎをやめないカップルに出くわすと、思わず「悪の組織に、手を離したら爆発する装置でも仕掛けられたのか?」と心の中でツッコんでしまいます。

とはいえ、強引にカップルの間を通ったり、「ちょっとどいてくれません?」と言ったりすると無用なトラブルを引き起こしかねないので、こちらから手つなぎをやめさせるような行動に出るのもためらってしまいます。

そう考えると、カップルの方々に気を使っていただくほうが健全な気がします。

絶対に手を離したくないカップルが、道をふさがずに手をつなぐ。
そんな方法があるものかと探したところ、プロレス技にそのヒントがありました。

「ハンマーロック」という技です。

これは相手の腕を相手の背中側に回して、捻り上げる技。
映画などでも、凄腕の探偵がからんできたチンピラ相手にこの技を極めているシーンなどがあります。

表紙

写真では、技をかけている男性が、左腕を相手の左腕に絡めて固定しています。この状態が「ハンマーロック」です。 写真は腕で固定していますが、相手の手首をつかむことで、よりしっかりと固定できる技ですね。

この「ハンマーロック」。技をかける側が、腕や手首ではなく、手をにぎってかけることも可能です。
また、後ろに回した手を捻り上げなければ、かけられているほうも痛くはありません。
そして、最大のポイントは「進行方向に向かって前後になるので、無用に道を占領しないで済む」ということ。

つまり、この“ハンマーロック式手つなぎ”であれば、カップルは手をつないだままでいられ、かつ、周りから「通りたいのにジャマだなぁ」と煙たがられることもないのです!

さらにラブラブ度を上げたいのなら、マンガ『キン肉マン』に登場する、ウォーズマンの必殺技「パロスペシャル」を応用した“パロスペシャル式手つなぎ”を実践するといいでしょう。
パロスペシャル式なら、横並びでは決してできない「両手つなぎ」ができるので、カップルのラブラブ度も倍になるはずです。

全国のカップルの皆さん。週末のデートで、ぜひ試してみてはいかがでしょう?

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新刊JP編集部

この記事のライター

大村佑介

大村佑介

1979年生まれ。未年・牡羊座のライター。演劇脚本、映像シナリオを学んだ後、ビジネス書籍のライターとして活動。好きなジャンルは行動経済学、心理学、雑学。無類の猫好きだが、犬によく懐かれる。

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