だれかに話したくなる本の話

コップの中に水が半分。「もう半分しかない」「まだ半分もある」あなたはどっち?

コップの中に半分の水が入っていたとして、あなたは「もう半分しかない」と考えるだろうか。もしくは「まだ半分もある」と考えるだろうか。

「もう半分しかない」というのは、ネガティブの人。一方、「まだ半分もある」というのはポジティブ思考の人だ。 コップの中に水が半分という同じ事象でも、意識の持ち方を変えるだけで「心のあり方」が変わってくる。満ち足りた人生を送ることができるか、できないかも、この意識の持ち方で変わってくるのだ。

『「足るを知る」と、幸せになれる』(植西聰著、扶桑社刊)は、「足るに知る」ためのコツと満ち足りた人生を送っていくためのコツをさまざまな角度から解説した一冊。では、どんなコツがあるのだろうか。

「もっと愛されたい」「もっと注目されたい」「何事も自分の思うようにしたい」というような過剰な欲求と現実との間に大きなギャップが生まれると、欲求不満に苦しむだろう。 そうならないために大切なことは2つある。

1つは過剰な欲求を捨てること。
もう1つは欲を上手にコントロールする方法を学ぶこと。

たとえば、読書を日々の習慣にしてみるというものがある。
好きなジャンルや好きな作家の本を読むと、不思議と心が落ち着くもの。また、充足感や満足感に包まれることもあるだろう。そうすることで気持ちも落ち着き、満ち足りた生活を送れることができるのだ。

また、欲求不満は、強い怒りや苛立といった感情につながってしまうことがある。そのネガティブな感情のはけ口として、身近な人に当たり散らしてしまう人もいる。
そうならないために、もっと健全な方法で欲求不満を解消することが重要だ。たとえば、身近な人に八つ当たりするのでなく、身近な人と楽しくおしゃべりをする、という方法だ。楽しくおしゃべりすることで、心が満たされ、欲求不満も解消されると著者は述べる。

欲求不満を上手にコントロールしたり、完璧主義を捨てることを覚えたり、そういった一つ一つのことを実践することで、意識の持ち方も変わってくるのだろう。もっと楽に、楽しく生きるためにも、意識の持ち方のコツを本書から学んでみてはどうだろう。

(新刊JP編集部)

「足るを知る」と幸せになれる

「足るを知る」と、幸せになれる

満ち足りた人生をおくるための87の言葉。

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