だれかに話したくなる本の話

人生100年時代を健康に過ごすために知っておきたい「口の中」の大切さ

『人は口から死んでいく──人生100年時代を健康に生きるコツ!』(自由国民社刊)の著者、安藤正之氏

現代人の口の中は、大きな問題を抱えている。
ヒトとして理想的な形のあごをもっている人はわずか7.1%。およそ9割以上の人はイヌ型、チンパンジー型と呼ぶべきあごであり、歯並びにも問題があるという。

こうしたあごや歯の変化は、実は、全身の健康にも影響を与える。そう警鐘を鳴らすのは、咬み合わせの名医と知られ、 『人は口から死んでいく──人生100年時代を健康に生きるコツ!』(自由国民社刊)の著者でもある安藤正之氏だ。

安藤氏によれば、あごや歯並びの変化によって「舌」の収まるスペースが狭まり、現代人は常に「舌ストレス」を抱えている状態だという。しかも、多くの歯科医は、舌やあごについては専門領域ではないため、この問題を改善していくことが難しい現状にあると語る。

そんな安藤氏に口の中の健康を保つためにできること、これからの歯科医療についてのお話をうかがった。

人は口から死んでいく──人生100年時代を健康に生きるコツ!

人は口から死んでいく──人生100年時代を健康に生きるコツ!

咬み合わせの名医が教える
歯、口、舌の、こわいけれども
本当にあなたの役に立つ話。