だれかに話したくなる本の話

人生に疲れたときに聞きたい!本当に心に響く「希望の言葉」とは?

『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』(草思社刊)

世の中には、名言や金言と呼ばれるものがゴマンと溢れている。
しかし、自分の仕事や人生に影響を与えて心に響き続けるのは、偉人や賢人のカッコイイ言葉ではなく、とても身近な人の何気ない一言だったりしないだろうか?

コピーライターから詩人に転身し、2012年に詩集としては異例の30万部のベストセラーを手掛けた白井明大氏の『希望はいつも当たり前の言葉で語られる』(草思社刊)は、平凡でありふれてはいるが、自分の足元を見つめさせてくれるような言葉が詰まったエッセイだ。

本書には、著者自身が受け取った心に希望を灯す言葉とそれにまつわるエピソードがつづられている。その中から、仕事や人生に効く「希望の言葉」をいくつか紹介してみよう。

希望はいつも当たり前の言葉で語られる

希望はいつも当たり前の言葉で語られる

言葉をめぐる経験をやわらかな筆致でつづった、心にしみるエッセイ!