だれかに話したくなる本の話

ITエンジニアが本気でおすすめの本を選ぶ「ITエンジニア本大賞2020」が開催

ITエンジニアがおすすめの技術書・ビジネス書を選ぶ「ITエンジニア本大賞2020」(翔泳社主催)が今年も開催されることが決定し、ウェブ上での投票受付が11月18日より始まっている。

「ITエンジニア本大賞」は2014年から始まり、今年で7回目を迎える。これまでは「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞」という名称で行われていたが、今回から「ITエンジニア本大賞」という名前に変更された。

この賞のユニークな点は、ITエンジニアが本気ですすめる本を選ぶ点、そして対象書籍を「技術書、ビジネス書全般。出版社や刊行年は問わず、この1年を振り返っておすすめしたい書籍。※過去の大賞受賞書籍は除く」としている点だ。
本に関する賞は新刊を対象とすることが多いが、「ITエンジニア本大賞」は過去の作品も対象となり、「今、本当におすすめしたい本」を選ぶことができる。過去の大賞を振り返ると、2019年のビジネス書部門では2010年に出版された『イシューからはじめよ』(安宅和人著、英治出版刊)が大賞に選ばれている。

選考は1月7日までウェブ一般投票を公式ページで受け付け、技術書・ビジネス書各ベスト10を選出。その後、特に投票の多かった書籍のプレゼン大会を経て最終投票を実施し、対象が決定される。大賞の発表は2月13日の予定だ。

(新刊JP編集部)

■「ITエンジニアに読んでほしい!技術書・ビジネス書大賞」2019大賞作品

技術書部門大賞
『エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング』

広木大地著、技術評論社刊

ビジネス書部門大賞
『イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」』

安宅和人著、英治出版刊

■「ITエンジニア大賞2020」公式・投票ページ

https://www.shoeisha.co.jp/campaign/award/

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