だれかに話したくなる本の話

「遺言を書けば安心」はまちがい もめる相続はここが悪い!

『ホントは怖い 相続の話』(ぱる出版刊)の著者、木下勇人さん

人の子である限り誰でも避けられないのが親の死であり、その先にある相続だ。

遺産相続というと、多くの人の頭に浮かぶのは「相続税」であり、それだけに「うちは資産らしい資産はないから相続対策はしなくていい」と考えがちだが、これは間違い。まして、「うちは家族の仲がいいから相続で争うことはない」という考えも禁物だ。

誰もがいつかは直面する相続にどんな備えをして、どう乗り切ればいいのか。また「もめる相続」と「もめない相続」の違いはどこにあるのか?

『ホントは怖い 相続の話』(ぱる出版刊)の著者で相続専門税理士の木下勇人さんにさまざまな相続のエピソードと心得を語っていただいた。

ホントは怖い 相続の話

ホントは怖い 相続の話

「知らなかった」では済まされない!
=============
×遺言書を書いておけば大丈夫
×財産が少ないから財産目録はいらない
×成年後見人を付ければ安心
……これらはすべて間違い!
=============
3000件の遺産相続に関わった相続専門税理士が教える「幸せなお金」の遺し方