だれかに話したくなる本の話

『猫を棄てる 父親について語るとき』村上春樹著【「本が好き!」レビュー】

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『猫を棄てる 父親について語るとき』村上春樹著【「本が好き!」レビュー】

(この記事は、書評でつながる読書コミュニティ「本が好き!」レビュアーのYasuhiroさんによる書評です。
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時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある。ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた。―村上文学のあるルーツ。

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猫を棄てる 父親について語るとき

猫を棄てる 父親について語るとき

時が忘れさせるものがあり、そして時が呼び起こすものがある。ある夏の日、僕は父親と一緒に猫を海岸に棄てに行った。歴史は過去のものではない。このことはいつか書かなくてはと、長いあいだ思っていた。―村上文学のあるルーツ。