だれかに話したくなる本の話

世界で1億台「スーパーカブ」、そのすごさとは?

毎週月曜日から金曜日、朝7時から文化放送で放送中の情報ラジオ番組『The News Masters TOKYO』。さまざまニュースやトレンドについて、タケ小山さんとレギュラーコメンテーターが切り込んでいく番組だ。

その中で、本の目利きたちが出演し、今ビジネスマンが読んでおくべき本を紹介するコーナーがある。毎週火曜日の8時25分頃からの5分間のミニコーナー「トレンドマスターズTOKYO BOOK」だ。

2月19日(火)は、総合ニュースサイト「J-CASTニュース」が提供している書籍紹介サイト・「BOOKウォッチ」編集長の木村寛明さんが、『スーパーカブは、なぜ売れる』(中部博著、集英社インターナショナル刊)をピックアップした。

世界でなんと1億台生産されているというホンダの「スーパーカブ」。発売した当時はバイクを家の土間に仕舞うことが多かったため、敷居を超えやすいようにと軽量化を実現。さらにガソリン1リットルで90キロを走れる燃費やクラッチの半自動化で左手を自由にするなど、細部まで設計思想が行き届いている。

本書を手にとったコメンテーターの楠木建氏も「本当にこれはいい本でしょうね」と絶賛。「何がすごいかというと、(スーパーカブは)1958年の発売から60年経ってもメカニズムや造形がほぼそのまま。20世紀から21世紀にかけての最強の商品です。これぞ商品開発」と称賛する。

また、今回の放送の主役はスーパーカブに詳しいタケ小山さん。「業務用でも通勤用でもなんでもOK。すごいバイクです」と、スーパーカブに対する熱い想いを止まることなく語り続けていた。

The News Masters TOKYO公式ホームページ
・タイムシフト試聴はこちらから…radiko(The News Masters TOKYO)(2/25まで試聴可能)

(新刊JP編集部)

スーパーカブは、なぜ売れる

スーパーカブは、なぜ売れる

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