革命対談
インタビュー

上田 「個人のブランディングを昔から続けてこられた中谷さんは本当にすごい」

中谷 「ただマニアックに好きなことを続けてきた結果ですよ」

上田 「今回は『革命対談』ということで、過去に800冊の著作を持つ、大ベストセラー作家・中谷彰宏さんをお招きして、お話をしていこうと思います。中谷さん、今日はよろしくお願いいたします」
中谷 「よろしくお願いします」
上田 「中谷さんに会うにあたって一番気になっていたのが『中谷さんはいつ“中谷彰宏”になったのか、ということなんですね。中谷さんのターニング・ポイントと言いますか、“革命”が起きた瞬間はいつなんですか?」
中谷 「僕の場合は親がこんな人間に育ててきているというのがありますし、(出身地の)大阪府堺市のDNAもあると思います。

例えば村おこしなどでは、往々にして若者が出て行くのをいかに食い止めるか、ということをやっていますが、堺は逆で、みんな出ていけ、という姿勢です。

まず外に出て何かをやって、それぞれが持ち帰ってきた文化をぶつけあって新しい文化を作っていく、というところがあるんですね。それとは別に、占い師の方には、“中谷さんは2歳の時から今の中谷さんの原型ができていた”と言われましたが」
上田 「なるほど(笑)僕が思うにビジネス書の世界で、中谷さんほど長期的に影響力を持ってご自身のブランドを築いてきた方はいないと思うのですが、そのことについてはどう思われますか?」
中谷 「こんなブランドをつくりたいな、と思ってやってきたわけではなく、ただマニアックに好きなことを続けてきたというだけですよ。マニアックに好きなことを続けていくっていうことは、うまい具合に試験に落ちていくということ。

例えば、僕が東大に入っていたら今のようなことはやっていないかもしれません。でも試験に落ちるとやりたいことをやるしかなくなるんですよね」
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